ニキビのメカニズム

ニキビで悩む人というのは多いものです。何とかニキビを治そうと思うのであればニキビが何故出来るのか、どうしてこの場所にできるのかを知って対処していくことは決して無駄なことではないと言えます。

ニキビが出来て来るのは毛穴が詰まるからです。毛穴が詰まるのは皮脂が詰まるからです。全てはここから始まると考えてよいでしょう。

皮脂が毛穴に詰まることで皮脂が雑菌の餌になったり炎症をおこす源になってニキビへと移行をしていくのです。このメカニズムは思春期のニキビも大人になってから出来るニキビも全く同じです。

ニキビが出来る場所もどの人にも共通して出来やすい場所があります。それは皮脂が分泌されやすい場所になります。つまり、汗をかきやすい場所にはニキビができやすいということです。具体的には顔の周辺や胸元、背中ニキビの温床である背中などが挙げられます。

背中ニキビなどが出来てしまうのは皮脂の過剰分泌が起因しているのですが、これは思春期であれば成長ホルモンの影響が大きく、大人になると男性ホルモンの影響が大きいのです。日常の睡眠不足や喫煙に飲酒などの生活態度や偏った食生活といった生活習慣がこれらのホルモンの分泌に関与していることがわかっています。

生活が乱れることがホルモンのバランスを崩してしまい結果として背中ニキビなどの悩ましいニキビの発生に繋がっていくのです。規則正しい生活をしているとニキビに悩む可能性が低くなるのです。

アクネ菌とマラセチア菌

アクネ菌という言葉を聞いたことがある人も多いことでしょう。特に背中ニキビなどのニキビの話題になるとアクネ菌という言葉は頻繁に出てくるので耳にする機会も多くなるのだと思われます。

アクネ菌は人の皮膚には誰でも持っている常在菌と言われるものです。常在菌ですのでニキビになっていない人でも必ずアクネ菌は持っています。アクネ菌は皮脂を好む菌です。

そのため、毛穴に皮脂が詰まるというニキビの第一歩を歩んでしまった時には必ずアクネ菌が近くにやってきていると思ってよいでしょう。元より皮脂が好きということなので日頃から皮脂が多いと思われる場所にアクネ菌は潜んでいると考えてよいでしょう。


ニキビが出来やすいと言われる顔や胸元に背中などはアクネ菌が繁殖しやすい環境にあるということがいえます。アクネ菌が皮脂が詰まった毛穴に住み着くことで背中ニキビなどが増えてきてしまうのです。また、マラセチア菌という菌も人は常在菌として持っています。

基本的にはアクネ菌と同じように皮脂が好きだという性質があります。ですから、アクネ菌がいるところにはマラセチア菌とも存在している可能性が高いと考えられます。特にマラセチア菌は薄毛の原因となったりフケの発生にも関与しているのでより注意が必要です。

アクネ菌にしてもマラセチア菌にしても増殖させないためには皮脂の分泌を抑えることがポイントです。ホルモンバランスを崩さない努力が必要だということなのです。

思春期のニキビについて

思春期は子供が大人に変わっていく時期になるのですが、精神的な変化もさることながら体の変化に関しては劇的なものがあるのは誰でも知っていることです。特に思春期のころは体が成長していく時期にもあたりますのでホルモンに関していうと成長ホルモンの分泌が激しい時期です。

成長ホルモンは体の至る所を刺激するのですが、ニキビ関連で見ていきますと皮脂の分泌と大いに関与してきます。
成長ホルモンが皮脂腺を大きく刺激することとなり皮脂が過剰に分泌されるという症状を起こさせるのです。

皮脂の分泌が増えると、その部分に関しては毛穴が皮脂で詰まりやすい環境になり背中ニキビを始めとしてニキビの大発生を呼び起こすのです。これは誰しも思春期には通る道となり、大人ニキビのように生活習慣を改善していくことで変化が見られるものではないという点が悩ましいところだといえます。

ただし、思春期のニキビに関しても人それぞれに体質などをもあるためにニキビができやすい人とそうでない人というのはどうしても出てくることになるのです。背中ニキビなどの執拗なニキビも思春期が過ぎホルモンのバランスが落ち着いてくると自然と減ってきます。

思春期の背中ニキビなどのニキビはニキビ跡が残らないように対処方法などには気をつけなくてはいけませんが放っておいても自然治癒する可能性が高いのです。その意味では思春期のニキビのほうが大人ニキビよりも対処方法は簡単だと言えるのです。